面白い男の幻想と実像とは

雑誌の恋愛特集で「モテるのは面白い男だ!」とよく書かれています。

『女性に聞いた好きな男性のタイプ』というよくあるアンケートでも、「おもしろい男」は必ずと言っていいほど上位にランクインしますね。

合コンで、その場の笑いを取ろうと必死に努力している男性がいます。

おそらく、そういう男性は普段から笑いを取ろうと努力しているはず。

しかし、断言します、「おもしろい男はモテる」は幻想に過ぎません。

合コンでお笑い芸人のように笑いと取り、その場をドッと沸かせます。

僕は100回以上は合コンの経験がありますが、なぜか、そういう男があまりカップルになれない。意外な結果に、かなり戸惑ったものです。

未だにハッキリとした理由は僕にも分かりません。しかし、漠然と見えてきたのは、面白い男を演じようとしている(=モテようとしている)男性は「テレビ的なおもしろさ」を目指している方が多いということ。テレビでお笑い芸人がウケを取り、現実に可愛い芸能人と付き合っている。

その現実を見れば、無理もないですが、テレビは「おもしろいシーン」だけを編集しているだけ。

突っ込まれた女性芸能人も、カメラがアップになるから営業的には嬉しい。しかし、現実の会話で、女性に「テレビ的なツッコミ」をすれば寒い空気が流れます。いや、不快感すら表します。

また、単純にテレビのお笑いをマネるのはほぼ不可能です。もし可能ならデビュー出来ますね。

はっきり言えば、「おもしろい人」を演じようとする男は寒いのです。テレビ的なおもしろさを現実に持ち込んでも破綻するだけです。”テレビの空気”と”現実の空気”は似て非なるものです。

また、仮に「テレビ的なおもしろさ」を実現しても(たまにいます)、これがあまりモテない。
場は盛り上がるし、女の子も笑いますが、気分が良くなるだけなんです。「おもしろい男」と、自分の話をウンウンと受け止めてくれる男がいれば、受け止めてくれる男が圧倒的にモテます。

面白い男の実像
つまり、おもしろい男がモテるのではなく、モテる男におもしろい要素もあるだけのことです。

“おもしろい男”に一点集中しても破綻するだけ。決して、おもしろさを妄信してはいけません。

モテる一要素に過ぎませんから、おもしろい話が出来なくてもそこまで絶望する必要はないです。

ここからは面白い男の実像の部分。会話は波のようなもので話し手と聞き手が交互に変わります。

聞き上手がモテるのは事実ですが、言うまでもなく、女性だけに喋らせるわけにはいきませんね。

つまり、面白い話をしたり、相手を楽しませる技術は必要不可欠です。この点を、バランス感覚を意識して理解して下さい。面白い男と同様に、聞き上手であれば絶対モテる訳ではありません。

会話は波です。女の子の話をウンウンと受け止めてあげる力量だけではなく、求められた時に、気の利いたトークをする必要があります。この両方の役割をこなせる男こそモテる男なのです。

トークが上手な男性は、話題やボキャブラリーが豊富で魅力的。また「話がつまらない男」と「話が面白い男」とでは、女性が次に会いたいと思うのは、やはり「話が面白い男」なのです。

【まとめ】
※話が複雑になったので整理しておきます。

【おもしろい男の幻想】
■おもしろい男がモテると言うのは言いすぎ。あくまでモテる要素のひとつと理解しましょう。
■おもしろい男がモテるのではなく、モテる男がおもしろい要素を持っているというのが真実。

【おもしろい男の実像】
■ただし、女性との会話では聞き上手だけではいられない。「気の利いたトーク」も必要になる。
■気の利いたトークが出来れば、モテるだけでなく、人間関係にも役立つので一生モノのスキル。

【具体的にどうする?】
■おもしろい男になればモテるわけではないので、まずは幻想を捨てること。
■同様に、聞き上手がモテるのは事実だが、女性だけに喋らせるのは現実の会話では不可能。
■したがって、聞き上手のスキル、話し上手のスキルをバランスよく身に付ける必要がある。

(※「聞く」「話す」の割合は7:3ぐらい。”お喋りな女”と”おとなしい男”ぐらいがベスト)

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